【カラオケ上達4日目】カラオケの結果の分析をしよう

「昨日しっかり歌ったけど、90点には行かなかった…」

「昨日歌った結果を分析して、もっと点数を上げたい!」

昨日カラオケに行って、不本意な結果になった人もいるかもしれません。だから、自分の歌の結果を分析する必要があります。ということで今回は、カラオケの結果の分析の方法について、一緒に見ていきましょう。

カラオケの分析方法~録音編~

それではまず最初に、昨日とったであろう録音について、一緒に見ていきましょう。録音を聞く中で、気を付けるべき点は2つあります。

自分の歌と原曲の音の違いを聞く

まずは、自分の唄と原曲の音程の違いを聞くということです。

90点に届かない人は、音程の精度が低いことが多いです。専ら、90点に届くボーダーラインといわれる音程の精度85%に届いていないという人は多いのではないでしょうか。だから、音程を正確にとらえられていない場合が多いのです。自分の歌の録音に、それが如実に反映されています。

だから、自分の歌と原曲を聞き比べて、音程を修正する必要があるのです。

自分の歌声の音程を確認するときは、忖度なしでガチで聞きましょう。自分の音程の課題を見つけられるだけ、音程の精度の伸びしろがあるということです。

自分の歌声と原曲の音程を聞き比べるときに意識すべきポイントは、主に3つです。

  • 速くて正しい音程についていけていない場所はないか
  • 高音がピッタリ正しい音程まで上がりきっているか
  • 半音ずれている音はないか

これらのポイントを意識して、自分の歌声の音程の課題をたくさん見つけましょう。そして、それを修正できるように、また練習を重ねていくことが重要です。

リズムがずれていないか確かめる

そしてもう一つ重要なのが、伴奏のメロディーとリズムがずれていないかを確かめることです。

1日目の記事で話した通り、カラオケにおいては「リズムは合ってて当たり前」です。特に走りの方にずれていると、大きな減点に繋がってしまうことも多いです。だから、リズムはしっかりと合わせておく必要があるのです。

自分の録音を聞いていて、入るタイミングがずれているところはありませんか?速く歌ってしまう癖がついているところはありませんか?そんなことを意識して聞くと、さらに改善できる場所が見つかるはずです。

カラオケの分析方法~採点結果編~

それでは、カラオケの採点結果についても分析してみましょう。採点結果を見るときに気にかけるべき点は4つあります。それぞれ見ていきましょう。

採点結果を見るために、スマホやパソコンでDAM★ともにログインしましょう。IDとパスワードを入力してログインすることができます。

音程の精度を見る

まずは、音程の精度がどのくらいか見るということです。自分が、どのくらい音程の精度をとれているのかを、一つ一つ調べていきましょう。

音程の精度は、85%あるのが理想です。基本的に、DAMでの総合点数は「音程の精度+5点」ほどとなる場合が多いです。だから、90点を取るためには85%あれば、十分希望が見えます。もちろん、音程の精度80%でも90点を取ることはできますが、その場合は表現力90点以上や、ロングトーン・安定性満点などが条件となってきますので、あまりお勧めはしません。

自分の音程の精度を確認して、平均は何%でしたか?また、80%や85%に届いている曲はどのくらいありましたか?

そんなことを確認しながら、「自分が音程85%を取るにはあとこのくらいの努力が必要なんだ」という指標にしていきましょう。音程の精度は一朝一夕で上がるものではありません。だから、カラオケに行くたびに自分の音程の精度がどのくらい上がっているのかを確かめて、地道に努力していきましょう。

ロングトーン・安定性・ビブラートを見る

続いては、ロングトーン・安定性・ビブラートの点数を見るということです。

精密採点においては、どうしても音程の精度や表現力に目が行ってしまいます。ただ、ロングトーン・安定性・ビブラートも同じくらい重要な観点となっています。

実際、音程90%や表現力80点を超えていようと、ロングトーン・安定性・ビブラートの点数が芳しくないと90点に届かない場合があります。だから、「一つだけ極めれば絶対に90点取れる」ということはありません。ロングトーンや安定性、ビブラートも、しっかりと点数を取れるとよいのです。

ロングトーンとビブラートの基準は6点、安定性の基準は8点で、総合90点にも届きやすくなります。これらの項目は、2日目に紹介したボイストレーニングをやると点数が伸びる可能性がありますので、点数が足りない方はボイストレーニングを頑張りましょう。

採点アナライザーを使う

もう一つ、DAM★ともについている機能を紹介します。LIVEDAM STADIUMの精密採点DX-G限定なのですが、採点結果のデータを統計としてまとめた「採点アナライザー」というものの使い方を紹介します。とても便利な機能となっています。

今までの最高得点や、得点・観点別得点の推移や平均のデータについても見ることができます。

また、曲別の推移をみることもできます。だから、自分の歌がどのくらい進化しているのかを見ることもできるのです。このようなデータを見ることで、自分の点数の取り方にどんな癖があるのかということを調べることもできるのです。採点アナライザーの使い方は人それぞれです。有効に活用して、もっと点数を上げてみてください。

録音と結果を結び付ける

また、録音と採点結果を結びつけることも重要です。

自分の録音が、あまりうまくなくて悔しいという人もいるでしょう。そんな人は、その録音と採点結果を結び付けて考えてみてください。「この歌い方ではあんまり安定性が取れないんだ」や、「ここもうちょっと音程の精度上げられる」など、採点結果と結びつけることで自分の課題がさらに浮き彫りになってきます。そうすることで、それが課題の発見にもつながり、さらに「もっとうまくなってやる」というモチベーションにもつながります。録音は、ヒトカラに行ったら毎回するようにしましょう。

覚悟を決めよう

さて、あなたは今まで、「カラオケで90点を取りたい」という一心のままに、このステップまでついてきてくれたことでしょう。一朝一夕で結果が出なくても、なかなか思うように歌えなくても、諦めずにここまでついてこれたのは、あなたにそれなりの「覚悟」があったからでしょう。

カラオケで90点を取りたいというあなたにとって、それはとても良いことです。覚悟があったことで、多少つらい練習や、面倒な作業にも耐えられたのですから。

だから、ここでその覚悟をもっと強固なものにしましょう。90点までの道のりは長いかもしれません。大変な努力があなたを待っているかもしれません。だからこそ、カラオケで90点を取るには、それ相応の覚悟が必要なのです。

覚悟をより強固なものにするにあたって、絶対に必要な条件が2つあります。

・あなたはカラオケが好きですか?

・このまま努力し続けることができる、と自分を信じられますか?

この2つに迷うことなく「はい」と答えられたのならば、それはもうより強固な覚悟が決まっている証拠です。

少し迷ってしまったという人でも、今からその覚悟を作ればよいのです。いまの2つの質問を胸に刻んでおけば、それがやがて覚悟となって、あなたの心を支えていくことでしょう。

まとめ

ここまで、採点結果・録音の分析の仕方を見てきましたが、いかがだったでしょうか。結果を分析することで課題をまた見つけ出し、それを改善することを繰り返すことによって、点数をじわじわと上げていけるとよいでしょう。

採点結果・録音の分析の方法が分かったという方は、次のステップへ進みましょう。明日(次の記事)が最終ステップとなっています。こちらのリンクをクリックして、次のページへ行きましょう>>>【カラオケ上達5日目】繰り返し練習してうまくなろう

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