イドラのサーカス/Neruの音域は?歌いやすいキーについて解説

音域

この記事では、『イドラのサーカス』/Neru の音域について解説していきます。イドラのサーカスは、現代社会の虚像と現実の対比を巧みに描いた歌詞が特徴です。登場人物の心情や社会的偽善がリアルに表現され、聴く者に深い共感を呼び起こします。メロディは躍動感に満ち、物語性が感じられます。現実と虚構の境界を問う内容は、今日の社会に対する深いメッセージを含んでいます。また、カラオケではJOYSOUND、DAMともに収録されています。

イドラのサーカスの音域

イドラのサーカスの音域について、下の鍵盤の画像を用いて説明していきます。

イドラのサーカスの最高音はhiG#、最低音はmid2C#です。音域の広さは約1.5オクターブほど、音数にして20音です。普通のボカロ曲と比較すると、とても平均的な音域をもっています。最低音も最高音も平均的といえます。ただ、人間の地声と比べるとhiG#というのはとても高いですので、原キーで歌うには裏声が必須です。さらに、この曲を歌う上での課題点は音域の広さではありません。音程が激しく上下に動く曲なので、その音程を正しくとらえられるかということに集中する必要もあります。

イドラのサーカスと音域が近い曲は?

イドラのサーカスと音域が近い曲には、こんなものがあります。

「イドラのサーカスを歌ってみたい!」と思う方には、上にあげたような曲も音域が近いためおすすめです。ぜひ一度歌ってみてください!これらの曲の音域の解説は、上にあるリンクから飛べますので、読んでみてください。

イドラのサーカスの最高音・最低音の場所

イドラのサーカスの最高音・最低音は、それぞれどんな場所で出てくるのでしょうか?

最高音

最高音のhiG#は、サビで出てきます。何回も出てくる音ですので、しっかりと出せるようにしておきましょう。

最高音(hiG#)を赤で、2番目の最高音(hiG)を黄色で塗りました。

裸体らたいになってさ かそう

We know we know 本性ほんしょう

また綺麗きれいごとならべて きみはきっとピエロ似合にあいさ

自問自答じもんじとう うそで 

右往左往うおうさおう 本当ほんとう

ほら舞台ぶたいがりなよ 

ビっちゃってさ  むしゃぶてんかい

上の歌詞を見てもわかるとおり、hiG#やhiGの占める割合が高いです。

最低音

最低音のmid2C#は、Aメロで出てきます。音程が大きく上下するところで登場します。

最低音(mid2C#)を青で、2番目の最低音(mid2D#)を黄色で塗りました。

そらよごれて

部屋へやなにより

あぁ、そんならすこあそぼうよ

ねぇどうだい、今日きょうならすこやすいから

音程を正確に取ろうとするとかなり難しいパートですので、一音一音、どの歌詞がどの音に対応するかを見極めましょう。

イドラのサーカスの演奏区間ごとの音域

次に、イドラのサーカスの演奏区間ごとの音域について見ていきましょう。

最初に区間ごとの音域の概要を紹介しておきます。

イドラのサーカスの音域は区間ごとに分析すると、このように推移していきます。

中音域はどのパートでも通してつかわれ、ぶれることがありません。そのかわり、音の振れ幅が大きい曲でもあります。特に、1オクターブ近くの跳躍は曲を通して何回も出てきます。また、急激に階段を下りていくように音程が下がる旋律も多いです。「最初の音と最後の音は会うんだけど、途中でどの音を経由して下がるのかわからない」ということは実際に多発します。そのような細かな音程まで正確にとらえて歌うことができれば、確実に「歌うま」の仲間入りを果たせるでしょう。

イドラのサーカスの男性が歌いやすいキー

イドラのサーカスを男性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか?

男性は、原キー-1オクターブで歌うとよいでしょう。だから、カラオケで歌うときはキーを変える必要はありません。

1オクターブ下げて歌うことで、音域はmid1C#~mid2G#となり、男性の平均音域にかなり近づきます。1オクターブ下げて歌うだけなので、相対音感などの特殊能力がなくても簡単に変えることができます。ただ、最高音のmid2G#のみ平均音域からはみ出しているのが懸念点です。かなり多く登場する音なので、高音域に余裕がある人はこのキーで歌うとよいでしょう。

自分の高音域に自信がない男性は、さらにここから5つキーを下げて歌うとよいでしょう。そのとき、音域はlowG#~mid2D#となります。

イドラのサーカスの女性が歌いやすいキー

イドラのサーカスを女性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか?

女性は、原キー-5で歌うとよいでしょう。だから、カラオケで歌うときはキーを-5に設定しておくとよいでしょう。

キーを5つ下げることで、音域はmid1G#~hiD#となり、女性の平均音域とほとんど同じになります。最高音がhiD#になるので、地声で出せるという人もそこそこいるでしょうし、裏声を習得すればかなり簡単に出すことができます。また、原曲の雰囲気を保ったキーですので、歌っていても違和感は少ないでしょう。むしろ、「いや、このキーの方が好きかも」ともなるかもしれません。このキーで歌う時、出だしの音はmid2A#です。

まとめ

ここまでイドラのサーカスの音域について詳しく見ていきましたが、いかがだったでしょうか。

イドラのサーカスの音域は、mid2C#~hiG#。

最低音のmid2C#はAメロで、最高音のhiG#はサビで登場します。

音域の広さは1.5オクターブほどで、いたって平均的。特別高すぎる音域ということもない。ただ、その1.5オクターブの音域をまんべんなく使ってくる。特に、最高音のhiG#に関してはサビで何十回と出てくる。そのため、「ギリギリhiG#出せるから原キーで歌おう!」とやると、喉が最後まで持たずに痛い目に遭う。また、音程の変化も激しく細かいため、一つ一つの音を丁寧になぞって歌う必要がある。細かい音程をうまく拾っていくことで、音程の精度も歌の完成度も次第に上がってくる。

☆イドラのサーカスは、大量の最高音のお需要に耐えながら、一つ一つの音程を丁寧になぞっていけるかがポイント!!

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