ロミオとシンデレラ/dorikoの音域は?歌いやすいキーについて解説

音域

この記事では、『ロミオとシンデレラ』/doriko の音域について解説していきます。ロミオとシンデレラは、切ない恋を歌ったボーカロイド曲です。歌詞は、禁断の恋に身を委ねる若者の心情を描きます。運命の障害を乗り越え、刹那的な幸せを求める姿が、聴く者に感動を与えます。絶望と希望が交錯するその物語は、深い共感を呼び覚ますものです。また、カラオケではJOYSOUND、DAMともに収録されています。

ロミオとシンデレラの音域

ロミオとシンデレラの音域について、下の鍵盤の画像を用いて説明していきます。

ロミオとシンデレラの最高音はhiF、最低音はmid1G#です。音域は2オクターブ弱、音数にして22音です。ボカロ曲としてはとても標準的な音域の広さをしています。比較的低めの音域で歌われる曲で、原キーで歌うことも可能ではあります。むしろ、低音域がそこそこ登場回数が多いため、原キーで歌うのがちょうどよいという方もいるでしょう。

ロミオとシンデレラと音域が近い曲は?

ロミオとシンデレラと音域が近い曲には、こんなものがあります。

「ロミオとシンデレラを歌ってみたい!」と思う方には、上にあげたような曲も音域が近いためおすすめです。ぜひ一度歌ってみてください!これらの曲の音域の解説は、上にあるリンクから飛べますので、読んでみてください。

ロミオとシンデレラの最高音・最低音の場所

ロミオとシンデレラの最高音・最低音は、それぞれどんな場所で出てくるのでしょうか?

最高音

最高音のhiFは、転調後のラスサビで出てきます。この曲ではラスサビで転調が起こり、ラスサビ全体の音が2音上がっています。その関係で、最高音はhiFにまで上がります。

最高音(hiF)を赤で、2番目の最高音(hiD#)を黄色で塗りました。

おおきなはこより さなはこしあわせはらしい

どうしよこのままじゃわたし

あなたにきらわれちゃうわ

でもわたしより欲張りなパパとママは今日きょうわらず

そうよね 素直すなおでいいのね

としたのはきんおのでした

転調後の最高音がhiFですので、転調前の通常サビの最高音は2音下のhiD#です。ラスサビでの2番目の最高音と同じ音です。

最低音

最低音のmid1G#は、Aメロで出てきます。mid2域を切る低音ですので、かなり低いことがわかります。キーを下げるときは、最低音も出る音域にとどめておくようにしておきましょう。

最低音(mid1G#)を青で、2番目の最低音(mid2A#)を黄色で塗りました。

パとママおやすみな

いぜい いゆめをみな

大人とな時間

この曲で登場回数がかなり多い低音域の音として、mid2A#が挙げられます。上の歌詞で黄色に塗った音です。

ロミオとシンデレラの演奏区間ごとの音域

次に、ロミオとシンデレラの演奏区間ごとの音域について見ていきましょう。

最初に区間ごとの音域の概要を紹介しておきます。

ロミオとシンデレラの音域は区間ごとに分析すると、このように推移していきます。

区間ごとに見てもそれぞれの区間が1オクターブ以上のかなりの広い音域をもっているため、曲全体を通して幅広い音域が要求されます。特にmid2A#やhiC#といった音が登場回数が多く、それだけでも音域が広いということがうかがえます。そして4分以上もある長い曲ですので、音域を保たせるだけの持久力も必要です。歌う音域全てをカバーできるようにならないと、この曲を歌うのは難しいです。

ロミオとシンデレラの男性が歌いやすいキー

ロミオとシンデレラを男性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか?

男性は、原キー-1オクターブで歌うとよいでしょう。だから、カラオケで歌うときはキーを変える必要はありません。

1オクターブ下げて歌うことで、音域はlowG#~mid2Fとなり、男性の平均音域の中に収まります。この男性の平均音域をまんべんなく出せるような方であれば、この曲は相性が良いと言えるでしょう。サビで連発される高音にも耐えられるようにしておきましょう。

ロミオとシンデレラの女性が歌いやすいキー

ロミオとシンデレラを女性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか?

女性は、原キーままで歌うとよいでしょう。だからもちろん、カラオケで歌うときはキーを変える必要はありません。

原キーまま歌うと、音域はmid1G#~hiFとなり、女性にとってかなり歌いやすい音域となります。高音域について主に注目してきましたが、この曲は低音域も同様に登場回数が多いです。最低音が女性の平均最低音とほぼ一致するのであれば、原キーのまま歌ってしまった方が逆に楽です。

まとめ

ここまでロミオとシンデレラの音域について詳しく見ていきましたが、いかがだったでしょうか。

ロミオとシンデレラの音域は、mid1G#~hiF。

最低音のmid1G#はAメロで、最高音のhiFは転調後のラスサビで登場します。

音域の広さはかなり平均的。ただ、その広さの音域をまんべんなく使って歌われる曲である。低音域も高音域もバランスよく使いこなせる人でないと、この曲を歌うのは難しい。この曲は比較的長く、当初使えると思っていた音域がどこまで持つかはわからない。だから、特に高音域には余裕を持ったキーで歌う必要がある。

☆ロミオとシンデレラは、2オクターブ弱の音域をフルで使いこなせるかがポイント!!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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