この記事では、『デビルじゃないもん』/DECO*27 x ピノキオピー の音域について解説していきます。デビルじゃないもんは、DECO*27さんとピノキオピーさんによるコラボ楽曲です。歌詞は独特の世界観で、内省的な要素が強く、心に深く刻まれます。DECO*27さんとピノキオピーさんの作曲コンビによって生み出された曲は、独創性と音楽性が高く評価されています。彼らの才能と創造力が光る作品です。また、カラオケではJOYSOUND、DAMともに収録されています。
デビルじゃないもんの音域
デビルじゃないもんの音域について、下の鍵盤の画像を用いて説明していきます。
デビルじゃないもんの最高音はhiE、最低音はmid1G#です。音域の広さは1.7オクターブほど、音数にして21音です。平均的なボカロ曲と比較しても、変わり映えしないような音域の広さです。ただ、全体的に音域が少しだけ低めです。最高音でもhiEであるため、無理にキーを変更したりせず原キーでも十分に歌うことができます。そして、裏声を使うべきかどうかも微妙なラインです。地声に自信がある女性などではすべて地声で通すこともできるでしょう。ただ、男性や地声低めの女性では裏声を使った方が良いかもしれません。
デビルじゃないもんと音域が近い曲は？
デビルじゃないもんと音域が近い曲には、こんなものがあります。
悪役にキスシーンを：mid1G#~hiD#
ODDS & ENDS：mid1G~hiF
ロミオとシンデレラ：mid1G#~hiF
「デビルじゃないもんを歌ってみたい！」と思う方には、上にあげたような曲も音域が近いためおすすめです。ぜひ一度歌ってみてください！これらの曲の音域の解説は、上にあるリンクから飛べますので、読んでみてください。
デビルじゃないもんの最高音・最低音の場所
デビルじゃないもんの最高音・最低音は、それぞれどんな場所で出てくるのでしょうか？
最高音
最高音のhiEは、転調後のラスサビで出てきます。この曲ではラスサビに入るときに転調が起こり、そこで1音だけ音が上がります。
最高音(hiE)を赤で、その次の高音(hiD)を黄色で塗りました。
わー！【悲報】【悲報】【悲報】【悲報】（うっそー）
わー！ 汚いね わー！ 飛べないね
デビルじゃない デビルじゃないもん あー死んじゃった 死んじゃった
本当の天使 スルーして ご臨終
hiCより上の音域が登場するのは、この最高音が出てくるフレーズのみです。
最低音
最低音のmid1G#は、Aメロで出てきます。こちらはとても登場回数が多い音となっています。
最低音(mid1G#)を青で、2番目の最低音(mid2A#)を黄色で塗りました。
堕堕堕堕 堕堕堕堕堕
堕堕堕堕 堕堕堕堕堕
ながらの優等生 今宵も自分と密会です
しんどいわ しんどいわ あーつらつら合掌
ほんとは劣等生 あたしはあたしに説教です
しんどいわ しんどいわ もーいやいや絶交
Aメロ(特に1番)は、圧倒的に低音域の中で推移していくことが多いです。だから、最低音といえど十分な声量が保てるようにしておきましょう。
デビルじゃないもんの演奏区間ごとの音域
次に、デビルじゃないもんの演奏区間ごとの音域について見ていきましょう。
最初に区間ごとの音域の概要を紹介しておきます。
デビルじゃないもんの音域は区間ごとに分析すると、このように推移していきます。
旋律を見てもわかりますが、区間ごとに見ても音域の振れ幅が激しいです。二人のボカロPの共作であるため、パートごとに主に携わった人が違うのでこのようになっています。本来は二人で歌うことが望ましいとされていますが、一人で歌うことももちろんできます。なぜなら、ハモリなどのように同時に2人の声が必要になるパートは存在しないからです。ただ、一人で歌うにはあまりに体力が必要すぎる曲となっています。
デビルじゃないもんの男性が歌いやすいキー
デビルじゃないもんを男性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか？
男性は、原キー-1オクターブで歌うとよいでしょう。だから、カラオケで歌うときはキーを変える必要はありません。
1オクターブ下げて歌うことで、音域はlowG#~mid2Eとなり、男性の平均音域にかなり近づきます。振れ幅が大きい音程に振り回されることになるため、高音域にも低音域にも余裕を持っておくことを重要視する必要があります。ラスサビで出てくる最高音に対応するには、このくらい高音域の音を余らせておいてもよいでしょう。
デビルじゃないもんの女性が歌いやすいキー
デビルじゃないもんを女性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか？
女性は、原キーままで歌うとよいでしょう。だから言うまでもなく、カラオケで歌うときはキーを変える必要はありません。
キーを変えなくても、もともと女性の平均音域にすごく近い音域をもっています。原キーままの音域は、mid1G#~hiEとなっています。サビでしか登場しないhiC以上の高音域では、裏声を使った方がよいでしょう。リズムが速い曲であるため、裏声と地声の切り替えも素早く行う必要があります。そこは練習のたまものですね。
まとめ
ここまでデビルじゃないもんの音域について詳しく見ていきましたが、いかがだったでしょうか。
デビルじゃないもんの音域は、mid1G#~hiE。
最低音のmid1G#はAメロで、最高音のhiEは転調後のラスサビで登場します。
音域の広さは、デュエット曲であること関係なしに平均的である。最高音でもhiEであるため、原キーのままで歌える人は少なくない。しかし、音域の広さから想像できる難易度よりも実際に歌う難易度は高い。休憩地帯は全くなく、速いリズムと激しい音程変化についていくのに精いっぱいである。そこに滑舌という要素も加わってくるため、かなり歌の総合力が試される曲になっている。ただ、二人で歌う分には幾分楽である。
☆デビルじゃないもんは、曲中で休憩することなく激しい音程変化についていけるかがポイント！！
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