この記事では、『アルカリレットウセイ』/かいりきベア の音域について解説していきます。アルカリレットウセイは、「#コンパス 戦闘摂理解析システム」というゲームに書き下ろされたかいりきベアさんのボカロ曲です。同氏初のVOCALOID伝説入り(ニコニコ動画100万回再生以上)を達成しました。また、カラオケではJOYSOUND、DAMともに収録されています。
アルカリレットウセイの音域
アルカリレットウセイの音域について、下の鍵盤の画像を用いて説明していきます。
アルカリレットウセイの最高音はhiF、最低音はmid2Bです。音域の広さはちょうど1.5オクターブ、音数にして19音です。音域の広さはボカロ曲にしては若干音域は狭いです。使われている音域もボカロ曲でよく用いられる音域です。
アルカリレットウセイと音域が近い曲は？
アルカリレットウセイと音域が近い曲には、こんなものがあります。
さよならプリンセス：mid2A#~hiE
「アルカリレットウセイを歌ってみたい！」と思う方には、上にあげたような曲も音域が近いためおすすめです。ぜひ一度歌ってみてください！これらの曲の音域の解説は、上にあるリンクから飛べますので、読んでみてください。
アルカリレットウセイの最高音・最低音の場所
アルカリレットウセイの最高音・最低音は、それぞれどんな場所で出てくるのでしょうか？
最高音
最高音のhiFは、転調後のラスサビで出てきます。この曲はラスサビに入る部分で転調が起こり、サビの音が1音上がります。
最高音(hiF)を赤で、その次の高音(hiD#)を黄色で塗りました。
ルルカリリカルラ リラルララ 変わりゆく世界は
キラリ嫌いだらけ だけれど ぬくもりも感じて
ありのままの自分で
ラスサビには、通常サビにはない「ありのままの自分で」というフレーズがあるのも特徴です。そこでも高音域の音が登場しています。
最低音
最低音のmid2Bは、Bメロで出てきます。Aメロよりも最低音はBメロの方が低くなっています。
最低音(mid2B)を青で、2番目の最低音(mid2C#)を黄色で塗りました。
彩って 精一杯 頑張ったって 真っ赤っ赤
無個性 劣等生 聞きたくないよ
Aメロにも、2番目の最低音であるmid2C#の音が登場します。
アルカリレットウセイの演奏区間ごとの音域
次に、アルカリレットウセイの演奏区間ごとの音域について見ていきましょう。
最初に区間ごとの音域の概要を紹介しておきます。
アルカリレットウセイの音域は区間ごとに分析すると、このように推移していきます。
曲を通しての音域が狭いのに対して、パートごとの音域が広いので、パートごとに見ても音域はまとまっています。特に最低音はmid2B~mid2D#でまとまっているので、低音域は曲全体を通してまんべんなく使われるということです。
アルカリレットウセイの男性が歌いやすいキー
アルカリレットウセイを男性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか？
男性は、原キー-1オクターブで歌うとよいでしょう。だから、カラオケで歌うときはキーを変える必要はありません。
1オクターブ下げて歌うことで、音域はmid1B~mid2Fとなり、男性の平均音域の中に収まります。多くの男性が苦しくなることなく出せる音域ですので、1オクターブ下げて歌うのはおすすめです。どんな音域でも一定の声量を保って歌うことができると思います。
アルカリレットウセイの女性が歌いやすいキー
アルカリレットウセイを女性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか？
女性は、原キー-4で歌うとよいでしょう。だから、カラオケで歌うときはキーを-4に設定しておくとよいでしょう。
キーを4つ下げて歌うことで、音域はmid1G~hiC#となり、女性の平均音域とほぼほぼ重なります。原キーのままだと裏声がつらいという方には特におすすめのキーとなっております。-4のキーは、原曲の雰囲気にもマッチしているキーですので、慣れれば簡単に歌えるでしょう。このキーで歌う時、出だしの音はmid2Bです。
まとめ
ここまでアルカリレットウセイの音域について詳しく見ていきましたが、いかがだったでしょうか。
アルカリレットウセイの音域は、mid2B~hiF。
最低音のmid2BはBメロで、最高音のhiFは転調後のラスサビで登場します。
音域の広さは平均よりも若干狭い。音域が狭めなことに加え、音程の変化がゆっくりであったり、覚えるフレーズが少なかったりするので、とても歌いやすい曲である。そしてこの曲は曲の雰囲気が重要になる曲なので、歌い方にも気を配ってみるとよいだろう。カラオケの表現力の点数を上げるのにちょうど良い曲だろう。
☆アルカリレットウセイは、ボカロ曲を歌うための基礎的な力を発揮できるかがポイント！！
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