この記事では、かいりきベアさんのボカロ曲の音域をまとめてみました。かいりきベアさんのボカロ曲の中からいくつか人気なものを抜粋して、音域を曲ごとに調べました。その音域のまとめページとなります。自分が歌いやすい音域の曲を見つけて、かいりきベアさんのボカロ曲をカラオケで歌いましょう。
かいりきベアのボカロ曲の音域まとめリスト
かいりきベアさんのボカロ曲の中で、私が調査した人気曲の音域をまとめました。そのリストがこちらになります。
曲名 | 作曲者 | 最低音 | 最高音 | 音数 |
ベノム | かいりきベア | mid2C# | hiG# | 20音 |
ダーリンダンス | かいりきベア | mid2F# | hihiC | 19音 |
病み垢ステロイド | かいりきベア | mid2D | hihiC | 23音 |
バグ | かいりきベア | mid2A# | hiF# | 21音 |
ルマ | かいりきベア | mid2A | hiD# | 19音 |
アンヘル | かいりきベア | mid1G# | hihiA# | 27音 |
失敗作少女 | かいりきベア | mid2A | hiG | 23音 |
アルカリレットウセイ | かいりきベア | mid2B | hiF | 19音 |
ダウンタイマー | かいりきベア | mid2C | hihiC | 25音 |
音域の広さはバラバラですが、全体的に平均~広めの音域をもっています。最高音がhihi域に突入する曲も多く、最高音がhihiCの曲に至っては3曲もあります。
かいりきベアさんの曲の特徴として、速いリズムで音程が激しく動くことが挙げられます。リズムは取りやすいものの、音程を理解していても音程を正確にとらえることの難しい曲が多いです。区間ごとの音域の広さも相まって、かなり難易度の高い曲が多いです。
ここで紹介したそれぞれの曲に、個別解説記事がございます。それを次の章から解説していきます。
かいりきベアのボカロ曲の音域解説
それでは、それぞれのボカロ曲について、音域の解説をしていきます。個別解説記事へのリンクも貼ってあるので、興味があればリンク先のページも読んでみてください。
ベノム
ベノム…mid2C#~hiG#(20音)
高音域が要求されるのはサビだけだが、低音域は一曲を通して要求されるので、低音域に集中して音を合わせると良い。
ダーリンダンス
ダーリンダンス…mid2F#~hihiC(19音)
hihi域の超高音を容赦なく連射してくるというかなりの高音曲。高音域に少しでも不安があるのならキーを下げたほうが良い。逆に最低音のmid2F#はあまり存在感のある重要な音ではなく、mid2F#を除けば最低音はhiAとなる。だから、低音域よりも高音域に気を使ったほうがいい。
病み垢ステロイド
病み垢ステロイド…mid2D~hihiC(23音)
ただでさえ音域が2オクターブ近くもあり広いのに、音程の変化も激しい曲。いきなり音程が上下するので、2オクターブの音域が出せるだけではまだ不十分。しっかりと使いこなせて、いつでも出せる2オクターブの音域を用意しておかなければならない。さらに、歌詞の読み方にも一定のクセがあり、練習せずにいきなり歌うのは難易度が高すぎる。しっかりとヒトカラなどで練習を積んでおく必要がある曲だろう。
バグ
バグ…mid2A#~hiF#(21音)
音域の広さは平均的ではあるものの、その音域の広さ以上に歌いにくい曲である。この曲はもともとBPMが速く、また音程の変化も激しい。音程が絶え間なく変化しているため、そのスピードに食らいつくのでやっとである。この曲で音程の精度がよく取れるという人は間違いなく歌が上手い。この曲が上手く歌えるという人は、もう大体の曲を歌えるだろう。
ルマ
ルマ…mid2A~hiD#(19音)
音域の広さは平均的で、なおかつボカロとしては低い音域にいる。だから、普通の人でも原キーで歌えるという人は多いだろう。ただ、最高音近辺の音の登場回数がやたらと多い。だから、思った以上に高音域に苦戦することが多い。そのためには、サビの低音の場所にアクセントを入れ、高音の場所で力を抜くというテクニックを使うとよい。そうすることで、ラスサビで転調しても難なく歌いこなせるだろう。
アンヘル
アンヘル…mid1G#~hihiA#(27音)
音域は2オクターブを超えておりとんでもなく広いことはさることながら、音域を差し引いても歌うのがとても難しい。まずハイスピードで進行していく中で、音程の幅広い変化に逐一対応していかなければならない。そこで滑舌も要求されるため、歌で使われるほとんどのテクニックに磨きをかけておく必要がある。この曲を上手く歌えたなら、素直に尊敬されるだろう。
失敗作少女
失敗作少女…mid2A~hiG(23音)
音域の広さは平均よりもやや広め。2オクターブ弱の音域をフルで使うため、思ったよりも歌いにくいと感じるかもしれない。一方、曲の速さは比較的ゆっくりであったり、理にかなっている音程の変化であったりと、音域以外の要素は比較的優しい。音域の問題さえクリアしていれば、意外と楽に歌えるだろう。
アルカリレットウセイ
アルカリレットウセイ…mid2B~hiF(19音)
音域の広さは平均よりも若干狭い。音域が狭めなことに加え、音程の変化がゆっくりであったり、覚えるフレーズが少なかったりするので、とても歌いやすい曲である。そしてこの曲は曲の雰囲気が重要になる曲なので、歌い方にも気を配ってみるとよいだろう。カラオケの表現力の点数を上げるのにちょうど良い曲だろう。
ダウンタイマー
ダウンタイマー…mid2C~hihiC(25音)
音域が2オクターブもあるのは、音程が激しく動くサビのせい。サビではこの曲のほぼすべての音域が登場し、その音域の中を縦横無尽に旋律が駆け回る。サビは音程の跳躍・降下が多すぎるため、「音程がわかっていても追いつけない」という状況に陥りやすい。そのため、歌の地力が試される曲だが、それと同時に練習し甲斐がある曲でもある。
おわりに
ここまで、かいりきベアさんの人気ボカロ曲の音域についてみていきましたが、いかがだったでしょうか?
曲の音域を知ることが、あなたがかいりきベアさんのボカロ曲をカラオケで歌えるようになる一助となれば幸いです。このサイトでは、かいりきベアさんのボカロ曲だけでなく、他のボカロPさんの曲についても音域を調査しています。ほかにも歌いたい曲があれば、ぜひ参考にしてみてください。
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