この記事では、ぬゆりさんのボカロ曲の音域をまとめてみました。ぬゆりさんのボカロ曲の中からいくつか人気なものを抜粋して、音域を曲ごとに調べました。その音域のまとめページとなります。自分が歌いやすい音域の曲を見つけて、ぬゆりさんのボカロ曲をカラオケで歌いましょう。
ぬゆりのボカロ曲の音域まとめリスト
ぬゆりさんのボカロ曲の中で、私が調査した人気曲の音域をまとめました。そのリストがこちらになります。
曲名 | 作曲者 | 最低音 | 最高音 | 音数 |
フラジール | ぬゆり | mid2D# | hihiA# | 20音 |
ロウワー | ぬゆり | mid2C# | hihiB | 23音 |
フィクサー | ぬゆり | mid2F# | hihiC# | 20音 |
命ばっかり | ぬゆり | mid2D | hihiB | 22音 |
プロトディスコ | ぬゆり | mid2D# | hihiA# | 20音 |
音域は20~23音で、平均的なボカロ曲の音域とほとんど同じです。最高音は全ての曲でhihi域に到達しており、かなり高いと言えます。だから、ぬゆりさんの曲はキーを調節したり、1オクターブ下げたりして歌うとよいでしょう。
ぬ由利さんの曲の特徴は、テンポが速いながらも間奏が長時間あることです。息を整えて次のフレーズを準備するためには十分な時間があります。しかし、カラオケで歌うと間奏や前奏での場のつなぎ方に困ることもあります。
ここで紹介したそれぞれの曲に、個別解説記事がございます。それを次の章から解説していきます。
ぬゆりのボカロ曲の音域解説
それでは、それぞれのボカロ曲について、音域の解説をしていきます。個別解説記事へのリンクも貼ってあるので、興味があればリンク先のページも読んでみてください。
フラジール
フラジール…mid2D#~hihiA#(20音)
曲全体を通して音域の変化があまりない。ただ、突発的に「一瞬で低音から高音に上がる」ということが多発する曲でもあるため、しっかりと音程をなぞることが重要。また、曲としてダウナーめな感じがあるため、余裕をもって歌うと雰囲気が良くなる。
ロウワー
ロウワー…mid2C#~hihiB(23音)
曲全体としては音域は広い方である。しかし区間ごとに分析してみると、高音域が要求されているのはサビだけだということがわかる。ロウワーの主軸となるのはむしろ低音域であり、低音域でAメロ・Bメロが出せれば特に問題はない。一方、曲の構成に目を向けてみると、複雑を極めている。同じ旋律が登場するパートはあまり存在せず、曲全体を流れとして覚えるしかない。
フィクサー
フィクサー…mid2F#~hihiC#(20音)
音域の広さは約1.5オクターブといたって平均的だが、最高音はかなり高い。hihiC#は裏声必須で、さらに「上手な裏声」を安定して出せなくてはならない音域であるため、原キーでは限られた人しか歌えない。ただ、オクターブを変えて歌うだけで、男性でも女性でも驚くほど歌いやすい音域に収めることができる。
命ばっかり
命ばっかり…mid2D~hihiB(22音)
音域は若干広め。そして高い。hihi域の音がサビで、一度ではあるが登場する。だから、0.5~1オクターブほど、キーを下げて歌うことを推奨する。サビでは細かいリズムはなく、ゆったりとした雰囲気であるため、高音を出すことに集中できる。一方、サビ以外のパートでは、高音は登場しない。しかし、リズムが一気に細かくなり、歌詞の密度が高まる。そして音程の振れ幅も大きくなるため、むしろAメロ・Bメロの方が歌うのが難しいという人も少なくない。
プロトディスコ
プロトディスコ…mid2D#~hihiA#(20音)
音域自体は1.5オクターブほどだが、Aメロとサビで音域の乖離が起きている。Aメロは圧倒的に低音域主体なのに対し、サビでは高音域しか出てこない。そのため、幅広い音域に対応できるようにしておく必要がある。またその間のBメロは、リズムも音程も難しいという厄介なパートである。音域の広さ以上に、歌いにくさを感じる曲だろう。
おわりに
ここまで、ぬゆりさんの人気ボカロ曲の音域についてみていきましたが、いかがだったでしょうか?
曲の音域を知ることが、あなたがぬゆりさんのボカロ曲をカラオケで歌えるようになる一助となれば幸いです。このサイトでは、ぬゆりさんのボカロ曲だけでなく、他のボカロPさんの曲についても音域を調査しています。ほかにも歌いたい曲があれば、ぜひ参考にしてみてください。
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