まにまに/r-906の音域は?歌いやすいキーについて解説

音域

この記事では、『まにまに』/r-906の音域について解説していきます。まにまには、2022年に投稿されたr-906さんによるボカロ曲です。曲中で「VOCALOID Collection 2022」と堂々と宣言しながら、実際にボカコレ2022春では総合1位を獲得した曲でもあります。また、カラオケではJOYSOUND、DAMともに収録されています。

まにまにの音域

まにまにの音域について、下の鍵盤の画像を用いて説明していきます。

まにまにの最高音はhihiD、最低音はmid2Fです。音域の広さは2オクターブ弱、音数にして22音です。hihiDというとてつもなく高い音域が要求されます。裏声で歌うことはおろか、hihiDを出せる人もほとんどいないことでしょう。だから、必要に応じてキーやオクターブを変えて歌うことをお勧めします。まにまには、高音域から低音域までまんべんなく使われる曲です。また、最低音と最高音が1つのフレーズで流れるようにつながっています。だから、曲の途中で都合よくオクターブを下げたり上げたりして歌うことができません。

まにまにと音域が近い曲は?

まにまにと音域が近い曲には、こんなものがあります。

「まにまにを歌ってみたい!」と思う方には、上にあげたような曲も音域が近いためおすすめです。ぜひ一度歌ってみてください!これらの曲の音域の解説は、上にあるリンクから飛べますので、読んでみてください。

まにまにの最高音・最低音の場所

まにまにの最高音・最低音は、それぞれどんな場所で出てくるのでしょうか?

最高音

最高音のhihiDは、ラスサビで出てきます。通常のサビと比べてラスサビでは2音上に転調しています。

最高音(hihiD)を赤で、2番目の最高音(hihiC)を黄色で塗りました。

れた白菊しらぎく

何回なんかいキミがえがいてみたって

もう到底とうていいみ?』

これともう一つ、旋律が全く同じフレーズがもう一度登場します。

最低音

最低音のmid2Fは、0サビ・1サビで出てきます。転調前のサビということです。

最低音(mid2F)を青で、2番目の最低音(mid2G#)を黄色で塗りました。

けんのん愛想いそ

前世ぜんせ未詳みしょう

燦燦さんさんたるリソウをうたっている

このフレーズの最初では最低音付近の音が出てきますが、このフレーズの後半ではhihiC(通常サビの最高音)も登場します。1.5オクターブほどの音域を駆け上がるので、思ったより歌う難易度が高いです。

まにまにの演奏区間ごとの音域

次に、まにまにの演奏区間ごとの音域について見ていきましょう。

最初に区間ごとの音域の概要を紹介しておきます。

まにまにの音域は区間ごとに分析すると、このように推移していきます。

このように見てみると、間奏などの歌う必要のない部分の多さが目立ちます。カラオケの機種によっては落ちサビも、歌う必要のない部分に当たります。そうすると、4分半の曲の中で3分間以上も歌う必要のない部分があるということになります。

一方、音域の方に目を向けてみると、区間ごとの音域の広さが目立ちます。サビでは1.5オクターブ以上の音域が一度に要求されるので、低音も高音もある程度出せるようにしておかなければならないのです。

まにまにの男性が歌いやすいキー

まにまにを男性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか?

男性は、原キー-2オクターブで歌うとよいでしょう。だから、カラオケで歌うときはキーを変える必要はありません。

2オクターブ下げて歌うことによって、音域はlowF~mid2Dとなり、かなり男性にとって歌いやすい音域になります。まにまには最高音が出るところで一番盛り上げる歌い方が適しているので、最高音にある程度余裕を持っておいた方が声を張り上げて出しやすいです。

まにまにの女性が歌いやすいキー

まにまにを女性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか?

女性は、原キー-1オクターブで歌うとよいでしょう。だから、カラオケで歌うときはキーを変える必要はありません。

1オクターブ下げて歌うことで、音域はmid1F~hiDとなり、女性の平均音域に近づきます。最低音も最高音もはみ出ているので、ある程度音域に余裕がある人でないと、この曲を歌うのは難しいかもしれません。ただ、hiDは裏声を使わずとも出せる人が多い音域です。だから、裏声があまり得意ではない人にとってはラッキーな曲です。

まとめ

ここまでまにまにの音域について詳しく見ていきましたが、いかがだったでしょうか。

まにまにの音域は、mid2F~hihiD。

最低音のmid2Fは0サビ・1サビで、最高音のhihiDはラスサビで登場します。

サビの1区間しか登場しないという、奇抜な曲。そして、間奏も異常に長い。2分以上の間奏が登場する部分もある。サビしかないにもかかわらず、音域は2オクターブ弱もある。1.5オクターブの音域を一気に駆け上がるフレーズもあるため、広い音域に対する適応が求められる。

☆まにまには、キーを変えて歌うことで、高音域にも低音域にも幅広く出せるようにするかがポイント!!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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