悪役にキスシーンを/40mPの音域は?歌いやすいキーについて解説

音域

この記事では、『悪役にキスシーンを』/40mPの音域について解説していきます。悪役にキスシーンをは、40mPの代表作であるボカロ曲です。演劇での悪役からの視点で愛情表現を描いた、独特な歌詞とメロディが特徴です。また、カラオケではJOYSOUND、DAMともに収録されています。

悪役にキスシーンをの音域

悪役にキスシーンをの音域について、下の鍵盤の画像を用いて説明していきます。

悪役にキスシーンをの最高音はhiD#、最低音はmid1G#です。音域の広さは1.5オクターブほどで、ボカロ曲の中では平均的です。音数にすると20音となります。音域の広さは普通ですが、全体的に低いです。最高音のhiD#は、女性であれば頑張れば地声でも出せる音域です。また、mid1G#という最低音にも注目です。ボカロ曲がmid2域を切るのは大変珍しいです。

悪役にキスシーンをと音域が近い曲は?

悪役にキスシーンをと音域が近い曲には、こんなものがあります。

「悪役にキスシーンをを歌ってみたい!」と思う方には、上にあげたような曲も音域が近いためおすすめです。ぜひ一度歌ってみてください!これらの曲の音域の解説は、上にあるリンクから飛べますので、読んでみてください。

悪役にキスシーンをの最高音・最低音の場所

悪役にキスシーンをの最高音・最低音は、それぞれどんな場所で出てくるのでしょうか?

最高音

最高音のhiD#は、サビで出てきます。1つのサビにつき2回、合計8回登場します。

最高音(hiD#)を赤で、2番目の最高音(hiD)を黄色で塗りました。

なぐさめの言葉ことばれだべたって

結末けつまつはもうわりはしないし

ちゃんときみ大嫌だいきれるように

最低さいてい最悪さいあくぼくえんじるよ

hiD#が登場するときは、毎回前後にhiDの音があります。だから、突然音程が変化してhiD#が出てくることはありません。

最低音

最低音のmid1G#は、Aメロ・Bメロで出てきます。AメロやBメロで最低音が出てくるのは、かなり一般的です。

最低音(mid1G#)を青で、2番目の最低音(mid2A#)を黄色で塗りました。

ちすくむ二人たりかげ

ポットライト

められた台詞りふどおり

ぼくはサヨナラをげる

今紹介したのはBメロですが、Aメロでもmid1G#が1回登場します。

悪役にキスシーンをの演奏区間ごとの音域

次に、悪役にキスシーンをの演奏区間ごとの音域について見ていきましょう。

最初に区間ごとの音域の概要を紹介しておきます。

悪役にキスシーンをの音域は区間ごとに分析すると、このように推移していきます。

このように音域を分析してみてみると、高音域はサビのみに集中していることがわかります。hi域以上の音域が要求されているのはサビのみです。そして、mid2Cを切る低音域が要求されているのはAメロ・Bメロです。ここから言えるのは、悪役にキスシーンをでは高音域と低音域のすみわけがはっきりしているということです。だから、Bメロからサビに行くときに、低音域を出す用の喉から高音域を出す用の喉へと切り替えを行うことが必要です。

悪役にキスシーンをの男性が歌いやすいキー

悪役にキスシーンをを男性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか?

男性は、原キー-1オクターブで歌うとよいでしょう。だから、カラオケで歌うときはキーを変える必要はありません。

歌う音域を1オクターブ下げることによって、lowG#~mid2D#まで音域が下がり、歌いやすくなります。高音域を無理することなく出せ、低音域は少し小さな声で出せるというのは、悪役にキスシーンをを歌うにはピッタリな音域です。だから、「lowG#は出しにくいなぁ」と思っていても大丈夫です。Aメロ・Bメロにのみ出てくるこの音を出すには、声量はそこまで大きな問題ではありません。マイクに入るくらいの声量さえ出せていれば、曲の雰囲気的にはばっちりです。

悪役にキスシーンをの女性が歌いやすいキー

悪役にキスシーンをを女性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか?

女性は、原キーままで歌うとよいでしょう。だからもちろん、カラオケで歌うときはキーを変える必要はありません。

キーを変えなくても、音域はmid1G#~hiD#なので、音域は女性の平均にかなり近いです。もともと比較的低めの曲ですので、原キーでも問題なく歌うことができるでしょう。

課題は最高音のhiD#ですが、地声で出せる人もいれば、裏声で出さなくてはならない人もいるかと思います。裏声出だす必要がある人は、「どのタイミングで裏声に切り替えるか」ということを事前に決めておくと歌いやすくなるでしょう。例えばサビなら、「なぐさめの言葉どれだけ並べたって」の、「れだけな」の部分のみを裏声にする、などの事前設定が必要です。実際、今あげた部分はhiD以上の音域であり、裏声で出すにはちょうど良い音域です。

まとめ

ここまで悪役にキスシーンをの音域について詳しく見ていきましたが、いかがだったでしょうか。

悪役にキスシーンをの音域は、mid1G#~hiD#。

最低音のmid1G#はAメロ・Bメロで、最高音のhiD#はサビで登場します。

音域の広さは平均的だが、ちょっと低め。人によっては、原キーで裏声を使わずとも歌えてしまう、ということもある。40mPは大体の曲で最高音がhiD~hiEであり、無理に高音域を強いないのがやさしい。また、Aメロ・Bメロでは低音域を、サビでは高音域を、という音域のすみわけがはっきりとされている。音域の切り替えさえできれば、1.5オクターブも怖くない。

☆悪役にキスシーンをは、サビ前で高音域を出せる喉に切り替えて、サビが始まってすぐのhiD#に対応できるかがポイント!!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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