ヒトリユラリ/Kanaria・MARETUの音域は?歌いやすいキーについて解説

音域

この記事では、『ヒトリユラリ』/Kanaria・MARETU の音域について解説していきます。ヒトリユラリは、孤独や内省を描いた深い歌詞が特徴です。一人で立ち向かう姿勢や、心の葛藤がリアルに表現されています。メロディも情緒的で、聴く者に共感を呼び起こします。時には心に沁みるような切なさも感じられ、心に残る曲です。また、カラオケではJOYSOUND、DAMともに収録されています。

ヒトリユラリの音域

ヒトリユラリの音域について、下の鍵盤の画像を用いて説明していきます。

ヒトリユラリの最高音はhihiD、最低音はmid2Cです。音域の広さは2オクターブ以上、音数にして27音です。J-POPや洋楽と比較してはもちろんのこと、ボカロ曲と比較してもとても音域の広い曲であると言えます。最低音がmid2Cというのは、ボカロ曲の中では普通ですが、最高音の高さが異常です。hihi域でも十分高音域であり、hihiCを超える高音が出るボカロ曲はめったにありません。ただ、ヒトリユラリでは容赦なくhihiDまでの音域を要求してきます。この曲を原キーで安定して歌いきれる人は尊敬に値します。

ヒトリユラリと音域が近い曲は?

ヒトリユラリと音域が近い曲には、こんなものがあります。

「ヒトリユラリを歌ってみたい!」と思う方には、上にあげたような曲も音域が近いためおすすめです。ぜひ一度歌ってみてください!これらの曲の音域の解説は、上にあるリンクから飛べますので、読んでみてください。

ヒトリユラリの最高音・最低音の場所

ヒトリユラリの最高音・最低音は、それぞれどんな場所で出てくるのでしょうか?

最高音

最高音のhihiDは、サビで出てきます。各サビごとに1回ずつ出てきます。

最高音(hihiD)を赤で、2番目の最高音(hihiC)を黄色で塗りました。

あなた一人ひとりくらり ゆめ一人ひとりくらり

だれもいないすみ木陰こかげいた

あなた一人ひとりくらり ゆめ一人ひとりくらり

だれもいないだけど

明日あしたよりもずったい!

サビの一番最後に、この曲の中で一番音が高いフレーズが登場します。

最低音

最低音のmid2Cは、Bメロで出てきます。最高音のhihiDと比較すると、とても低い音に感じるでしょう。

最低音(mid2C)を青で、2番目の最低音(mid2D)を黄色で塗りました。

あーみさもん

よと馬鹿ばかげたこんじょう

いっていたい

最低音に近い音が何連続も出てきます。低音域で声が小さくなってしまうことがないようにしましょう。

ヒトリユラリの演奏区間ごとの音域

次に、ヒトリユラリの演奏区間ごとの音域について見ていきましょう。

最初に区間ごとの音域の概要を紹介しておきます。

ヒトリユラリの音域は区間ごとに分析すると、このように推移していきます。

区間ごとに音域を分析してみてみると、サビでの最高音の高さが目立ちます。サビで超高音を連発してくることが、この曲を歌うのを難しくしている一つの要因です。また、その超高音に対して、Bメロでは2オクターブ以上下の音域を多用してくるのが厄介です。「高音は余裕で出るけど下の音域が出ない」「低音域出そうとしたら高音が出なくなっちゃう」ということが多発する曲です。だから、2オクターブ以上の音域が出せるだけでなく、使いこなすことができなければこの曲を歌うのは難しいです。総じて、歌うには難易度が高い曲です。

ヒトリユラリの男性が歌いやすいキー

ヒトリユラリを男性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか?

男性は、原キー-1オクターブ-7(-19)で歌うとよいでしょう。だから、カラオケで歌うときはキーを+5で設定しておくとよいでしょう。

元々音域が広い曲ですが、キーを19個下げることで、音域はlowF~mid2Gとなり、男性の平均音域とほぼ重なります。高音も低音もまんべんなく使う曲ですので、どちらの音域にも対応できるような音域に設定しておく必要があります。もし高音域にもっと自信があるのであれば、キーを少し上げてもよいかもしれません。

ヒトリユラリの女性が歌いやすいキー

ヒトリユラリを女性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか?

女性は、原キー-7で歌うとよいでしょう。だから、カラオケで歌うときはキーを+5に設定しておくとよいでしょう。

元々女性の平均音域の広さに比べて曲の音域が広いので、低音側にも高音側にも音域がはみ出してしまいますが、最適といえる音域はこのあたりでしょう。キーを7つ下げることによって、音域はmid1F~hiGとなります。hiGであれば、裏声が使えれば十分現実的に出せる音域ですので、裏声が使える人はこのキーで歌うとよいでしょう。どのキーで歌うにしろ、音域の広さの影響で、裏声は少なからず使わなくてはなりません。だから、裏声を特訓しておくのが吉でしょう。

まとめ

ここまでヒトリユラリの音域について詳しく見ていきましたが、いかがだったでしょうか。

ヒトリユラリの音域は、mid2C~hihiD。

最低音のmid2CはBメロで、最高音のhihiDはサビで登場します。

音域がとんでもなく広く、最高音がとても高い。原キーでhihiDを出すのは現実的でないため、キーを下げて歌うことをお勧めする。最高音の高さに気を取られがちだが、最低音側にも気を付けなければならない。特にBメロでは、mid2C(最低音)とmid2D(2番目の最低音)の2音での往復が多く出現するため、低音域でも十分な声量を保つ必要がある。高音域にも低音域にも対応力が求められる、難易度が高い曲だ。

☆ヒトリユラリは、最高音を出しながら、低音域でも声量のある声を出せるかがポイント!!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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