ガランド/ピコンの音域は?歌いやすいキーについて解説

音域

この記事では、『ガランド』/ピコン の音域について解説していきます。ガランドは、ピコンさんによるヒット曲です。「ボビデバビデンベッデボン」というフレーズをはじめとする特徴的な歌詞や、風刺画を思わせるようなイラストで、一躍人気を集めています。この曲を聴くごとに、どんどんとガランドの世界へのめりこんでいきます。また、カラオケではJOYSOUND、DAMともに収録されています。

ガランドの音域

ガランドの音域について、下の鍵盤の画像を用いて説明していきます。

ガランドの最高音はhihiB、最低音はmid2Dです。音域の広さは2オクターブ弱、音数にして22音です。ボカロ曲としては平均的な音域の広さを持っています。最高音はかなり高く、hihi域に突入しています。0.5~1.5オクターブほどキーを下げることによって、かなり歌いやすくなるでしょう。

ガランドと音域が近い曲は?

ガランドと音域が近い曲には、こんなものがあります。

「ガランドを歌ってみたい!」と思う方には、上にあげたような曲も音域が近いためおすすめです。ぜひ一度歌ってみてください!これらの曲の音域の解説は、上にあるリンクから飛べますので、読んでみてください。

ガランドの最高音・最低音の場所

ガランドの最高音・最低音は、それぞれどんな場所で出てくるのでしょうか?

最高音

最高音のhihiBは、サビで出てきます。サビはかなりの高音域が出てくるパートになっています。

最高音(hihiB)を赤で、2番目の最高音(hihiA)を黄色で塗りました。

Lonelyロンリー浪人ろうにんMorningモーニングSorryソーリー苦労人くろうにん? 病人びょうにん? かんえたっ

oh おもしてさかな oh それとなくキルミーして!

oh Dancingダンシング inイン the roomルームNumberナンバー 1ワン0オー8エイト8エイト4フォー 

hihiBだけでなく、同じくhihi域に突入しているhihiAも、サビでは多く登場します。

最低音

最低音のmid2Dは、Aメロ・Bメロで出てきます。サビとは打って変わって、Aメロ・Bメロは低音域での推移をします。

最低音(mid2D)を青で、2番目の最低音(mid2E)を黄色で塗りました。

あほるランデブー ボビデバビデンベッデボン

だからいま それとなく なあなあ散々さんざん淡々たんたんらしていて

乾涸ひからびたのう ざけたまちなかそう

わからなくて フラフラののうみそ 駄目だめになってそっとてる

今紹介した歌詞はAメロのものですが、Bメロでも同様に多く登場します。

ガランドの演奏区間ごとの音域

次に、ガランドの演奏区間ごとの音域について見ていきましょう。

最初に区間ごとの音域の概要を紹介しておきます。

ガランドの音域は区間ごとに分析すると、このように推移していきます。

AメロとBメロは音域が全く同じで、サビはそこからちょうど1オクターブ上がったところにいます。このように分析すると、音域が激しく離れていることがわかります。サビを1オクターブ下にずらせば音域の心配はなくなるのですが、あんまりおすすめはしません。サビで1オクターブ上がってこそ、この曲での盛り上がりが表現できるからです。

ちなみに最後の2秒ほどのフレーズは、ラストの「夜でも」というフレーズです。サビと同じフレーズですが、Aメロ・Bメロと同じオクターブです。

ガランドの男性が歌いやすいキー

ガランドを男性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか?

男性は、原キー-1オクターブ-5(-17)で歌うとよいでしょう。だから、カラオケで歌うときはキーを-5に設定しておくとよいでしょう。

キーを17個下げることで、音域はmid1A~mid2F#となり、男性の平均音域の中にすっぽりと収まります。1オクターブ下げたり2オクターブ下げたりするとなかなかうまくいかないですが、このキーなら誰しもが歌いやすいことでしょう。このキーで歌う時、出だしの音はmid1Aです。

ガランドの女性が歌いやすいキー

ガランドを女性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか?

女性は、原キー-5で歌うとよいでしょう。だから、カラオケで歌うときはキーを-5に設定しておくとよいでしょう。

キーを5つ下げることで、音域はmid2A~hiF#となり、女性にとってかなり歌いやすい音域となります。高音域が必要なサビでは地声と裏声を両方とも駆使することで、問題なく歌えるようになるでしょう。この曲は特徴的な音程をしているため、雰囲気に合うキーが限られてくるのですが、-5のキーはガランドの雰囲気にかなりマッチしています。

まとめ

ここまでガランドの音域について詳しく見ていきましたが、いかがだったでしょうか。

ガランドの音域は、mid2D~hihiB。

最低音のmid2DはAメロ・Bメロで、最高音のhihiBはサビで登場します。

Aメロ・Bメロとサビで音域がちょうど1オクターブ離れているため、音域が2オクターブ弱あるといえどそこまで苦労はしない。Bメロからサビに入るタイミングで、低音域を出す喉から高音域を出せる喉へと切り替えることさえできれば問題なく歌えるだろう。また、この曲は旋律が少し難しく、音程をつかみづらいという特徴がある。原曲をよく聞きこんで、音程がどのように流れていくかの全体像をつかむことが重要だ。

☆ガランドは、特徴的に変化する音程を正確にとらえることができるかがポイント!!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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