歪なわけ、教えてあげる/ゐろは苹果の音域は?歌いやすいキーについて解説

音域

この記事では、『歪なわけ、教えてあげる』/ゐろは苹果 の音域について解説していきます。歪なわけ、教えてあげるは、ゐろは苹果さんの代表曲ともいえるボカロ曲です。「最高だったよ 最高だったよ 最高だったよな。」という特徴的なサビのつかみや、がなりをふんだんに効かせたflowerの声で、高い中毒性がある曲です。

歪なわけ、教えてあげるの音域

歪なわけ、教えてあげるの音域について、下の鍵盤の画像を用いて説明していきます。

歪なわけ、教えてあげるの最高音はhihiB、最低音はmid1Fです。音域の広さは2.5オクターブ、音数にして31音です。驚異的な音域の広さをしており、常人はキーを変えても歌うのは難しいです。最高音がhihi域に踏み込んだ超高音であることはさながら、最低音の低さにも驚かされます。ボカロ曲でmid2域よりも下に音域があることはまれなのですが、この曲では見事にmid1Fまで低音を出さなくてはなりません。

歪なわけ、教えてあげるの最高音・最低音の場所

歪なわけ、教えてあげるの最高音・最低音は、それぞれどんな場所で出てくるのでしょうか?

最高音

最高音のhihiBは、ラスサビで出てきます。この曲にはサビが3回登場するのですが、サビに入るたびに1音ずつ上に転調していきます。

最高音(hihiB)を赤で、その次の高音(hihiA)を黄色で塗りました。

最高さいこうだったよ!最高さいこうだったよ!

最高さいこうだったよな。

わけ、おしえてあげる。

あいつもこいつも全員ぜんいんころしてきみのろってやらあ。

孤独えもあやめてあげる。

2段転調した後のラスサビの最高音がhihiBですので、最初のサビではhihiAが、次のサビではhihiA#がそれぞれ最高音になっています。

最低音

最低音のmid1Fは、Aメロで出てきます。最高音と比べると2.5オクターブも離れている音のため、大変低いように感じます。

最低音(mid1F)を青で、2番目の最低音(mid1G)を黄色で塗りました。

あい成長せいちょう孤独こどく

表裏ひょうり一体いったいのこれらで

なにの?なにうの?

まってるはずだよ、ね。

Aメロ以外にも、Bメロにもmid1Gという低音域の音が登場します。

歪なわけ、教えてあげるの演奏区間ごとの音域

次に、歪なわけ、教えてあげるの演奏区間ごとの音域について見ていきましょう。

最初に区間ごとの音域の概要を紹介しておきます。

歪なわけ、教えてあげるの音域は区間ごとに分析すると、このように推移していきます。

このようにみると音域の広さは圧巻です。AメロやBメロではmid1域のかなりの低音が登場する一方、サビでは圧倒的な最高音を出す必要があります。ただ、この超高音域と低音域が同時に存在する区間がないだけ、まだマシともいえるかもしれません。

歪なわけ、教えてあげるの男性が歌いやすいキー

歪なわけ、教えてあげるを男性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか?

男性は、原キー-1オクターブで歌うとよいでしょう。だから、カラオケで歌うときはキーを変える必要はありません。

1オクターブ下げて歌うことで、音域はlowF~hiBとなり、男性にとって一番歌いやすいであろう音域になります。もともと2オクターブ以上の音域がある曲ですので、すべての音を平均音域内に収めることは不可能でした。mid1・mid2域をすべてカバーする音域の広さは驚きです。

hiBは地声で出せるようになるのが一番ですが、強い裏声が使えるのであればそれでもかまいません。ただ、ラブソングで使うような弱い裏声は本当に曲の雰囲気に合わないのでやめておきましょう。

歪なわけ、教えてあげるの女性が歌いやすいキー

歪なわけ、教えてあげるを女性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか?

女性は、原キーままで歌うとよいでしょう。だから言うまでもなく、カラオケで歌うときはキーを変える必要はありません。

キーを変えずに歌うと、音域はmid1F~hihiBとなり、歌うとしたら一番都合がよい音域となります。最高音側にはみ出すより最低音側にはみ出す方が難しいので、これ以上キーを下げるわけにはいきませんでした。サビでは半分以上裏声を使う羽目になりますので、早口でもぶれないような強い裏声を持つ必要があります。

歪なわけ、教えてあげるの歌い方アレンジ

歪なわけ、教えてあげるは音域の広い曲ですので、そもそも音域の広さが足りないという人も多いのではないでしょうか。ここでは、歪なわけ、教えてあげるの音域を狭くするための歌い方アレンジについて、表でまとめていきます。この中から、あなたが歌えそうなキーのものを選びましょう。

アレンジ方法最低音最高音広さ
原キーmid1FhihiB31音
原キー-1オク(-12)lowFhiB31音
サビのみ1オク下げるmid1FhiE24音
サビのみ1オク下げる-1オク(-12)lowFmid2E24音
半音も1音として扱い、1オクターブ=12音

アレンジ方法について、詳しく説明していきます。

サビのみ1オクターブ下げる

おすすめのアレンジ方法は、サビのみ1オクターブ下げて歌うことです。サビのみ1オクターブ下げて歌うことで、最高音はBメロの最高音であるhiEに、最低音はAメロの最低音であるmid1Fになります。2オクターブ未満の音域になるため、かなり歌いやすくなる人が多いと思います。

このアレンジ方法で歌うときは、サビにはいるタイミングでオクターブを確認する必要があります。アレンジなしの場合はBメロの最後の音からサビに入るときに音程が上がります。しかし、アレンジをするときはBメロの最後の音から音程を下げてサビに入る必要があります。そこだけ注意して歌いましょう。

まとめ

ここまで歪なわけ、教えてあげるの音域について詳しく見ていきましたが、いかがだったでしょうか。

歪なわけ、教えてあげるの音域は、mid1F~hihiB。

最低音のmid1FはAメロで、最高音のhihiBは2段転調した後のラスサビで登場します。

音域の広さはボカロ曲トップクラス。この曲をアレンジなしで歌えたらそれだけでかなり凄い。曲全体の音域が広いことはさながら、音程がいきなり1オクターブ跳躍するようなフレーズが多いのも特徴。この曲を歌うには、flowerのがなり声に劣らない強さを兼ね備えた裏声が必要だろう。

☆歪なわけ、教えてあげるは、幅広い音域を自在に動き回る旋律に振り回されずついていけるかがポイント!!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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