すろぉもぉしょん/ピノキオピーの音域は?歌いやすいキーについて解説

音域

この記事では、『すろぉもぉしょん』/ピノキオピー の音域について解説していきます。すろぉもぉしょんは、人生を通した一生の生き方について歌ったボカロ曲です。ピノキオピーさんの精巧な歌詞づくりとゆっくりボイスが特徴的な曲です。「苦しいことも恥ずかしいこともあるだろうけど、実際何とかなるよ」という独特の緩いスタンスが、現代社会を生きる人々に勇気を与えています。また、カラオケではJOYSOUND、DAMともに収録されています。

すろぉもぉしょんの音域

すろぉもぉしょんの音域について、下の鍵盤の画像を用いて説明していきます。

すろぉもぉしょんの最高音はhihiA#、最低音はmid2Aです。音域の広さは2オクターブと少し、音数にして26音です。ボカロ曲にしてもかなり音域は広い方にあたります。ボカロ曲で使われやすい音域を、低音域から高音域までカバーしたような形です。最高音はhihiA#で、裏声でも出せるか厳しいような音域にいます。

すろぉもぉしょんと音域が近い曲は?

すろぉもぉしょんと音域が近い曲には、こんなものがあります。

「すろぉもぉしょんを歌ってみたい!」と思う方には、上にあげたような曲も音域が近いためおすすめです。ぜひ一度歌ってみてください!これらの曲の音域の解説は、上にあるリンクから飛べますので、読んでみてください。

すろぉもぉしょんの最高音・最低音の場所

すろぉもぉしょんの最高音・最低音は、それぞれどんな場所で出てくるのでしょうか?

最高音

最高音のhihiA#は、ラスサビで出てきます。ラスサビにしか登場しないフレーズで最高音が出てきます。

最高音(hihiA#)を赤で塗りました。

すろぉもぉしょん

すろぉもぉしょん

すろぉもぉしょん…

ゆっくりわってゆく

実は3回目の「すろぉもぉしょん…」の後に、フェイクとしてhihiCの音が入っています。カラオケで歌うときは、そこに音程バーがあるかを確認して歌うか決めましょう。hihiCが入っている時、音域の広さは28音にまで広がります。

最低音

最低音のmid2Aは、Aメロで出てきます。誰でも出せるような音程に思えますが、最高音から比べるとかなり低い位置にあるため、キーを変えて歌うときは注意が必要です。

最低音(mid2A)を青で、2番目の最低音(mid2C)を黄色で塗りました。

コンビよって 弁当べんとって

部屋へやかえ レビてた

クイズこたえ 妥協だきょうって

ゆめこたえる ボケつづけて

Aメロはこのように、mid2Aだけでなく他のmid2域の低音も登場します。

すろぉもぉしょんの演奏区間ごとの音域

次に、すろぉもぉしょんの演奏区間ごとの音域について見ていきましょう。

最初に区間ごとの音域の概要を紹介しておきます。

すろぉもぉしょんの音域は区間ごとに分析すると、このように推移していきます。

低音域が主体となっているパートと高音域が主体になっているパートがしっかりと分かれているため、音域はどうしても広くなってしまう。特にCメロ②からの高音域ラッシュで喉をつぶされないようにしておくことが重要。音程の変化は特筆するほど速くはないが、低音域を出す用の喉と高音域を出す用の喉は切り替えができるとよい。

すろぉもぉしょんの男性が歌いやすいキー

すろぉもぉしょんを男性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか?

男性は、原キー-1オクターブで歌うとよいでしょう。だから、カラオケで歌うときはキーを変える必要はありません。

1オクターブ下げて歌うことで、音域はmid1A~hiA#となり、男性にとってそこそこ歌いやすい音域に落ち着きます。hi域に突入してしまうため、地声が低めの人にとっては少々つらいです。だから、裏声を使えるように準備しておくことをお勧めします。

すろぉもぉしょんの女性が歌いやすいキー

すろぉもぉしょんを女性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか?

女性は、原キーままで歌うとよいでしょう。だからもちろん、カラオケで歌うときはキーを変える必要はありません。

原キーのまま歌うと、音域はmid2A~hihiA#となり、女性が歌うにはこのキーがちょうどよいでしょう。低音域側に音域を伸ばすより高音域側に音域を伸ばした方が歌える可能性は高まるため、このキーで歌うのが無難でしょう。サビでは裏声を多用することになるので、地声と裏声の切り替えを素早くできるように練習をしておきましょう。

まとめ

ここまですろぉもぉしょんの音域について詳しく見ていきましたが、いかがだったでしょうか。

すろぉもぉしょんの音域は、mid2A~hihiA#。

最低音のmid2AはAメロで、最高音のhihiA#はラスサビで登場します。

音域は2オクターブ以上あり、かなり広い。Aメロからサビに上がるにつれて使われる音域が大きく上がっている。そのため、低音を出す喉と高音を出す喉の切り替えが重要。場合によっては裏声を使うことも致し方ない。音程の変化自体はゆっくりで、脅威と呼ぶほどではない。だからこの曲の一番の課題点は、多様な音域への対応力を高められるかということである。

☆すろぉもぉしょんは、幅広い音域にも満遍なく対応できるほど喉を柔軟にできるかがポイント!!

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