パメラ/バルーンの音域は?歌いやすいキーについて解説

音域

この記事では、『パメラ』/バルーン の音域について解説していきます。パメラは、深い孤独と失われた愛を歌ったボーカロイド曲です。歌詞は、切ないピアノメロディにのせて、過去の記憶と現実の葛藤を描きます。主人公の内面の葛藤や孤独感が、聴く者の心に深く沁み入ります。また、カラオケではJOYSOUND、DAMともに収録されています。

パメラの音域

パメラの音域について、下の鍵盤の画像を用いて説明していきます。

パメラの最高音はhihiC、最低音はmid2F#です。音域の広さはちょうど1.5オクターブ、音数にして19音です。音域の広さは平均よりも若干狭い方ですが、その代わりに全体的に音程がとても高いです。最低音がmid2F#というのも十分高いですし、最高音もhihi域に突入しています。1オクターブ下げて歌うのが順当といえます。

パメラと音域が近い曲は?

パメラと音域が近い曲には、こんなものがあります。

「パメラを歌ってみたい!」と思う方には、上にあげたような曲も音域が近いためおすすめです。ぜひ一度歌ってみてください!これらの曲の音域の解説は、上にあるリンクから飛べますので、読んでみてください。

パメラの最高音・最低音の場所

パメラの最高音・最低音は、それぞれどんな場所で出てくるのでしょうか?

最高音

最高音のhihiCは、転調後のラスサビで出てきます。この曲ではラスサビで転調が起こり、そのタイミングで1音上がるのです。

最高音(hihiC)を赤で塗りました。

だんだんひとりがいて

さびしさの感度かんどわすれていく

最低さいていよるいて

ゆめめるまえ

うたわるまえ

転調後の最高音がhihiCですので、通常サビでの最高音はhihiBです。

最低音

最低音のmid2F#は、Aメロで出てきます。Aメロは低音域での推移ですので、そこで最低音も登場します。

最低音(mid2F#)を青で、2番目の最低音(hiA)を黄色で塗りました。

ながよる貴方あなたばかかんがえてとき

ちかづいたなつ気配 

そのこえれて

最低音のmid2F#を除いて、この曲に出てくる音はすべてhiA以上です。

パメラの演奏区間ごとの音域

次に、パメラの演奏区間ごとの音域について見ていきましょう。

最初に区間ごとの音域の概要を紹介しておきます。

パメラの音域は区間ごとに分析すると、このように推移していきます。

Aメロと、Bメロ・サビとで音域が分かれています。高音が登場するBメロ・サビでは、音程がhiB→hihiBのように1オクターブ跳躍するフレーズが多く登場します。そのため、見かけ上は1区間の音域が1オクターブほどに見えますが、思ったよりも歌いにくさを感じるかもしれません。曲全体でみても音域はそこまで広くありませんが、1オクターブの音程の跳躍をしっかりととれるかが、この曲を歌う上でのカギとなります。

パメラの男性が歌いやすいキー

パメラを男性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか?

男性は、原キー-1オクターブ-9(-21)で歌うとよいでしょう。だから、カラオケで歌うときはキーを+3に設定しておくとよいでしょう。

キーを21個下げて歌うことで、音域はmid1A~mid2D#となり、男性にとってかなり歌いやすい音域となります。もともととても高い音域をもつ曲ですので、2オクターブ近く下げた方が歌いやすくなります。このキーで歌う時、出だしの音はmid1Fです。

また、先ほど話したように裏声の練習としてこの曲を歌うのなら、原キー-1オクターブで歌うのがおすすめです。

パメラの女性が歌いやすいキー

パメラを女性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか?

女性は、原キー-1オクターブで歌うとよいでしょう。だから、カラオケで歌うときはキーを変える必要はありません。

1オクターブ下げて歌うことで、音域はmid1F#~hiCとなり、女性の平均音域とほぼほぼ一致します。ここまで平均音域と一致していると、高音も低音も無理せず出すことができるので、このキーはとてもおススメです。転調しても、ラスサビの最高音に苦しむことはないでしょう。

まとめ

ここまでパメラの音域について詳しく見ていきましたが、いかがだったでしょうか。

パメラの音域は、mid2F#~hihiC。

最低音のmid2F#はAメロで、最高音のhihiCは転調後のラスサビで登場します。

音域の広さは平均よりも若干狭い。しかし、全体的にとても高い音域をしているため、1オクターブ、またはそれ以上キーを下げて歌うことをお勧めする。音域の広さの割には、難所が多いため歌うのは難しい。Bメロの早口パートや、Bメロ・サビで登場する1オクターブの音程の跳躍などが歌うのを難しくさせている要因である。逆に、音域を気にすることなくそのような難所を練習できるのがメリットである。

☆パメラは、早口パートでも滑舌を失わず、正しく音程をなぞれるかがポイント!!

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