マインドブランド/MARETUの音域は?歌いやすいキーについて解説

音域

この記事では、『マインドブランド』/MARETUの音域について解説していきます。マインドブランドは、MARETUさんの8作目のボカロ曲で、同氏の代表作でもあります。MARETUさん特有のダークな世界観から繰り出される闇深い歌詞で人気を集めています。また、shorts動画などのBGMとしても高い人気を誇っています。また、カラオケではJOYSOUND、DAMともに収録されています。

マインドブランドの音域

マインドブランドの音域について、下の鍵盤の画像を用いて説明していきます。

マインドブランドの最高音はhiF、最低音はmid1Fです。音域の広さはちょうど2オクターブ、音数にして25音となっています。ボカロ曲の中では、そこそこ音域が広い曲にあたります。最高音はhiFとそこまで高くありませんが、驚くべきはその最低音の低さです。mid2Cを下回れば十分低いといわれるボカロ界隈で、なんとmid2域すら下回っています。mid1Fというのは、図を見てもわかるとおり、女性の平均最低音よりも下に位置しています。だから、もともと地声が高いほうの女性の方は、少し歌いづらく感じるかもしれません。

マインドブランドと音域が近い曲は?

マインドブランドと音域が近い曲には、こんなものがあります。

「マインドブランドを歌ってみたい!」と思う方には、上にあげたような曲も音域が近いためおすすめです。ぜひ一度歌ってみてください!これらの曲の音域の解説は、上にあるリンクから飛べますので、読んでみてください。

マインドブランドの最高音・最低音の場所

マインドブランドの最高音・最低音は、それぞれどんな場所で出てくるのでしょうか?

最高音

最高音のhiFは、サビで出てきます。登場回数は数回だけで、そこまで多くありません。

最高音(hiF)を赤で、2番目の最高音(hiC#)を黄色で塗りました。

きあって たたきあって かちあっ あのころ

わすれてしまえたら どれほどらくろうか。

マインドブランドのhiFに次ぐ2番目の最高音は、なんとhiC#です。hiD~hiEの高音は一切登場しないため、「一瞬だけhiFを絞り出す」という歌い方ができたらそれで高音域は十分です。

最低音

最低音のmid1Fは、サビで出てきます。サビで最高音も最低音も出てくるという珍しい曲になっています。

最低音(mid1F)を青で塗りました。

あー、あって めあって ったしあわせを

られた正義せいぎのヒーローがいている。

他にも、AメロやCメロでは、mid1G#という低音も登場します。

マインドブランドの演奏区間ごとの音域

次に、マインドブランドの演奏区間ごとの音域について見ていきましょう。

最初に区間ごとの音域の概要を紹介しておきます。

マインドブランドの音域は区間ごとに分析すると、このように推移していきます。

最高音・最低音が登場するのは、サビだけとなっています。サビでは、1フレーズの間に2オクターブを一気に駆け上がるところがあるので、音域面からしたらそこが最大の難所です。ただ、サビ以外はmid2域周辺に音程が集中しています。最高音のhiFが出るのはたった4回だけであり、それ以外はhiC#以下に収まっています。だから、ここぞというときにhiFを絞り出すだけで、高音域は案外なんとかなってしまうのです。

マインドブランドの男性が歌いやすいキー

マインドブランドを男性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか?

男性は、原キー-1オクターブで歌うとよいでしょう。だから、カラオケで歌うときはキーを変える必要はありません。

もともとマインドブランドの音域の広さと男性の平均の音域の広さはどちらも2オクターブですので、キーを調整することで音域をかなり近づけることができるようになるのです。音域はlowF~mid2Fとなり、ほとんど男性の平均音域と同じです。キーを細かく変えて歌ってもいいのですが、やはり原キーオクターブだけ調整してで歌うのが一番良いです。

マインドブランドの女性が歌いやすいキー

マインドブランドを女性が歌うには、どのようなキーに設定すればよいのでしょうか?

女性は、原キーままで歌うとよいでしょう。だから言うまでもなく、カラオケで歌うときはキーを変える必要はありません。

キーを変えなくても、音域はmid1F~hiFであり、かなり女性にとってちょうどよい音域にいます。もともと最低音がかなり低い曲ですので、最低音を出すためにもこのくらいの音域にとどめておくのが吉です。最高音のhiFだけ出せるかが問題ですが、裏声を使えば比較的出しやすい音域ではあります。そして、hiD~hiEという裏声出だすか地声で出すか迷う音域はありません。だから、「hiC#までは地声、hiFだけ裏声で歌う」などのルールを自分の中で決めておくことによって、格段に歌いやすくなります。

まとめ

ここまでマインドブランドの音域について詳しく見ていきましたが、いかがだったでしょうか。

マインドブランドの音域は、mid1F~hiF。

最低音のmid1Fはサビで、最高音のhiFもサビで登場します。

音域の広さは2オクターブあり、広い方の曲である。ただ、その最低音と最高音は、どちらもサビでしか出てこない。サビで、1フレーズの間にmid1FからhiFまで一息で駆け上がる区間があるので、それにも適応できるようにしなければならない。ただ、非常に覚えやすい曲であるということは間違いない。同じフレーズが何度も登場し、少ないフレーズの単純な構成でできている。中には、1回聞いただけで完璧に歌えるという人もいるかもしれないほどである。

☆マインドブランドは、2オクターブの音域の変化を一息で出せるほど、喉を柔軟にして歌えるかがポイント!!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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